アート作品


 吉兼秀夫(阪南大学教授)
実施日時      11月23日(水・祝)~12月25日(日)
会場 川原寺跡
テーマ 「ASUKA COLOR 12」
内容 明日香村の秋・冬の景観資源「ススキ」(積み藁の奈良県呼称)と冠位十二階の色彩をモチーフにした作品の展示に加えて、朱雀(キトラ古墳壁画)、天皇の古墳を示す八角古墳、および過去から未来への旅立ちを示す船を製作し展示を行う。
入場 無料

作品紹介

作家プロフィール

吉兼秀夫 地域全体を博物館と捉えるエコミュージアムを手法に、観光を通して地域を元気にする実験観光学の活動を行う。 居住する明日香村をフィールドに村づくり集団「大化塾」と大学生と協力して見えにくい埋蔵文化財中心の飛鳥の記憶(遺産)を ビジュアル化することで、飛鳥を楽しくわかりやすく表現することを目指している。この活動を入り口として広く深い飛鳥観光を促し、正確な飛鳥理解と飛鳥保存を通じて飛鳥の活性化を目指す。明日香村稲渕の棚田保存活動にも参加している。 阪南大学国際観光学部長。日本観光研究学会常務理事。日本エコミュージアム研究会理事。NPO明日香の未来を創る会理事。 NPO観光力推進ネットワーク・関西理事。大化塾塾長。

展示内容

明日香村の秋、冬の景観資源「ススキ」(積み藁の奈良県呼称)と冠位十二階の位階を示す12色をモチーフにした作品。竹を三角錐に組み、彩色した藁をかぶせた作品。三角錐は三角が「A」(ART ASUKA)を示す。底面は明日香の記憶を吸い上げることを意識し、頂部は未来を指し示す。12基は冠位12階を意識し、12か月の変化を表す。あわせて12本の幟を立て、
周りには朱雀(キトラ古墳壁画)、天皇の古墳を示す八角古墳、、および過去から未来への旅立ちを示す船を製作して展示する。朱雀、古墳、船のオブジェは村民劇団「時空」の大道具に使われたもので阪南大学生による修復も経て設置。作品素材は地元川原大字の協力による。

メッセージ

明日香村は地下に壮大な収蔵庫を抱え、地域全体を展示室とする博物館である。大化塾は明日香村まるごと博物館の勝手事務局を標榜し、明日香村全体を楽しくわかりやすくかつ正しく理解できる活動を進めている。阪南大学は地域と向き合って課題解決をするキャリアゼミをこの地で展開してきた。昨年活動事務所の近くから斉明天皇のものと思われる八角形の古墳が発見された。日頃イベント会場にしている川原寺跡も斉明天皇川原宮跡に建てられたといわれる。寺跡の前は聖徳太子生誕地ともいわれる橘寺である。藤原、平城遷都以来、農業による優しい土壌が地下の遺跡を護ってきた。今回の作品はこれらを意識して総合的に展示したものである。

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